薬剤師11

週末はしっかりと休み、平日だけ働きたいと考えるのは一般的な傾向です。薬剤師の場合にもこのようなリズムで働くのを希望する人も多いでしょう。ただ、薬剤師の場合には土日休みで働くのが意外なほどに難しいのが実態です。

土日休みで働きたい薬剤師はどのような求人を候補にできるのかを詳しく説明するので参考にして下さい。

求人サイトに掲載されている薬剤師の求人で十分か

薬剤師の働く職場は土日に仕事がある場合が多い

薬剤師が土日休みで働くのが意外に難しいのは土日に仕事がある職場が多いからです。薬剤師は調剤薬局、病院、ドラッグストアのどれかで働いているのが大半になっています。このような職場では基本的には土日の一方は出勤しなければならない状況があります。

病院の場合には薬剤師の常駐が求められるので、土日も数名の薬剤師を確保しているのが一般的です。当番制になっているので毎週土日を両方とも出勤しなければならないようなことはありません。しかし、病院は土曜日の午前中は対応していることが多いので、薬剤師の必要性が高くなっています。

そのため、日曜日は休めても土曜日はほぼ毎週出勤になるという病院も少なくありません。調剤薬局は基本的には門前薬局として対応している病院やクリニックの診療予定に応じて営業時間が決まっています。

土曜日も診療をしている病院やクリニックが多い影響で土曜日は出勤になるのが一般的です。日曜日も診療をしているクリニックの門前薬局の場合には日曜日にも勤務しなければならないのが通例です。当番制なので土日は毎週出なければならないということはありませんが、安定して土日休みにすることはできないでしょう。

ドラッグストアについては土日の出勤が比較的多めです。ドラッグストアは土日も営業しているので、シフト制で土日も出勤することになります。祝日も含めて年中無休のところが多いため、かなり休日の出勤日数が多くなってしまいます。

ドラッグストアによっては土日は調剤をしていないこともあります。

それでも医薬品の管理業務を求められる傾向があるため、出勤を求められるのが一般的です。

土日休みの求人もある

病院、調剤薬局、ドラッグストアでの一般的な傾向としては土日休みではなく、少なくとも一方は出勤が必要になってしまいます。しかし、求人をよく見てみると土日休みになっていることもあります。どのような職場では土日休みという待遇になっているのでしょうか。

病院の場合には地方でしばしば見られる求人で、薬剤師の全数が不足してしまっているため、土日休みなら働きたいという薬剤師にも応募してもらうことが意図になっています。このような職場ではパートや派遣で土日に働く薬剤師を補っている傾向があります。

調剤薬局の場合には対応している病院やクリニックが土日休みのときには営業していません。そのため、薬剤師の求人も完全週休二日制で土日に休める待遇となっています。病院の場合と同様に人材が不足しているのが原因で土日休みの待遇で募集をしていることもあります。

ドラッグストアの場合には地方では土日に休業していることもないわけではありません。また、土日は調剤をせず医薬品販売もしないという形で経営をしているドラッグストアもあります。このような現場では土日休みの求人を出しているのが通例で、もともと調剤業務をしていないドラッグストアからのケースが多くなっています。

土日休みになる職場もある

他の職場についても検討してみると土日休みが一般的になっているケースもあります。よく知られているのが企業からの求人で、製薬メーカーや医療機器メーカーに加え、医薬品を取り扱っている物流業者などが代表的な候補です。

化粧品会社や健康食品会社でも薬剤師を募集していることがよくあります。このような企業の職場では基本的には平日に働き、土日は休みにする仕組みになっています。大手企業ほど土日を休みにするのを徹底している傾向があり、上場企業ならほぼ休めるのが一般的です。

企業でも土日休みにならないところもある

土日休みにするには企業を選べば良いと考えることはできますが、必ずしもどの企業でも完全週休二日制にしているわけではありません。製薬メーカーや医療機器メーカー、化粧品会社のように大手で上場しているような企業ではまず心配はありませんが、中小企業になると土日に出勤しなければならないこともあります。

制度上は平日勤務、土日祝日は休日となっていることが多いものの、休日出勤を求められる実態がある場合もあるので気を付けましょう。典型的なのは物流関係の企業や工場における管理薬剤師の仕事です。物流は土日も欠かさず仕事をしているので医薬品などの取り扱いがある業者の場合には土日も管理薬剤師が必要になります。

工場についても同様で土日も休まずに稼働させていることが多く、品質管理のために管理薬剤師を土日も置いているのが一般的です。このように土日に業務が発生する企業の場合には薬剤師も働かなければならない場合が多いので注意しましょう。

求人に応募する前に休日出勤の必要性について確認しておくのが賢明です。面接のときにも確認を取って、雇用契約書に記載してもらうようにしましょう。

土日休みにするためのコツ

このように土日休みにしたいときの求人は企業が中心になっていて、例外的に病院や調剤薬局、ドラッグストアでは募集がいくらかみられる程度です。求人の候補はかなり限られてしまうことは否めないでしょう。しかし、交渉次第では待遇が変わることもあります。

土日休みにするためのコツとして、面接の段階で志望先と交渉することが挙げられます。多くの現場では薬剤師の不足が大きな問題になっているため、その条件を飲まないと採用できないのであれば前向きに検討しようと考えてくれることが多いのです。

土日休みにこだわるのであれば書類を送る時点で履歴書の希望欄などに記載しておくのも良いでしょう。それを受け入れてくれるところだけを厳選して面接を受けられるので、効率的に就職先や転職先を決めることができます。

土日休みにしたいなら企業を検討しよう

薬剤師が働く典型的な職場では土日休みのことはあまり多くはありません。企業では完全週休二日制にしているところも多く、大手からの求人を選べばまず土日は休めるでしょう。ただ、企業の中にも土日の休日出勤が求められることがしばしばあります。

物流系の企業や工場からの求人では土日も働く必要が生じがちなので注意が必要です。